クレジットカード現金化とは?利用前に知っておきたい基礎知識と優良業者の見極め方

クレジットカード現金化とは? 現金化の仕組み

街中で「クレジットカード現金化」という広告を見たことがありませんか?

クレジットカードはショッピングや水道光熱費などの支払い、キャッシングなどで利用するのが一般的ですが、クレジットカードのショッピング枠を現金化すれば、早期に現金を調達することができるのです。

今回はクレジットカード現金化を利用する前に知っておきたい基本的な情報やメリット・デメリット、優良業者の見極め方について解説していきます。

クレジットカード現金化=ショッピング枠の現金化

クレジットカードの現金化は、つまるところショッピング枠を現金に換金することを指しています。

通常、クレジットカードにはショッピング枠キャッシング枠の2つの枠が設定されていることはご存知でしょう。たとえばお買い物や外食のときにクレジットカードで決済すると、ショッピング枠の残高から代金が引き落とされます。

クレジットカードの現金化では、カードのショッピング枠を現金に換金するため、借金ではありません。

消費者金融等からの借入と異なり、信用情報には影響がなく審査や収入証明も不要で、借入があっても利用できます。

ショッピング枠の残高があれば、審査無し最短即日で現金を調達することが可能なのがクレジットカード現金化なのです。

クレジットカード現金化の2つの仕組み

クレジットカード現金化には、大きく分けて「商品買取方式」と「キャッシュバック方式」の2つの仕組みがあります。

商品買取方式

利用者が換金業者の指定する商品をクレジットカードで購入、換金業者が利用者の購入した商品を買い取り、その買取代金を利用者の指定した口座に振り込む方式です。

主に換金業者が指定する商品は次の通りです。

  • 新幹線の回数券
  • ブランド品
  • 商品券、ギフト券

換金業者には店舗買取型、インターネット完結型、あるいはどちらも可能なところがあります。

日本でクレジットカード現金化サービスが登場した15年ほど前から採用されており、現在でも主流となっている方式です。

キャッシュバック方式

利用者が換金業者の提供するキャッシュバック付き商品をクレジットカードで購入、キャッシュバック分の現金が振り込まれ、後日購入した商品を受け取る方式です。

換金業者が提供する商品には次のようなものがあります。

  • 100円均一の商品
  • 情報商材(CD-ROM、pdfファイル)

あくまでもキャッシュバックが重要なため、商品そのものには価値がありません。

商品は自宅のほか、換金業者の店舗でも受け取ることができます。

クレジットカード現金化の流れ

「ショッピング枠の現金化」と聞いても、ご利用になったことのない方にとっては、どのような仕組みで現金を調達できるのかイメージしづらいのではないでしょうか。

では、申込みから現金調達まで、具体的なクレジットカード現金化の流れを見ていきましょう。

SETP1:申込み

手元に利用可能なクレジットカードを準備して、換金業者のメールフォームから申し込みをします。

メールフォームでは次の情報の入力が求められます。

  • 氏名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • カードの名義
  • 利用希望金額
  • ショッピング枠の残高

申込み完了後、すぐに担当のスタッフから利用者に折り返しの連絡があります。

本人確認・個人情報登録の後、利用希望金額に応じた商品を提案されます。

STEP2:換金業者の指定する商品をクレジットカードで購入

換金業者に指定された商品をクレジットカードで購入します。

支払い方法は通常のクレジットカード決済と同じく、一括払い、リボ払い、分割払いから選ぶことができます。

STEP3:購入金額に応じた代金が指定の口座に振り込まれる

換金業者がクレジットカード決済情報を確認後、利用者の指定した金融機関の口座に代金が入金されます。

クレジットカード決済後、早ければ5~10分で振込が確認できるでしょう。

STEP4:購入した商品を受け取る(キャッシュバック方式)

キャッシュバック方式の換金業者を利用した場合、購入した商品を受け取る必要があります。

購入した商品は郵送かメールで受け取ります。自宅に商品が届くのが気になる場合は、換金業者の店舗で受取ることもできます。

最後に、商品購入の際にクレジットカード決済を利用しているため、当然ながら翌月、翌々月には支払日がやってきます。

クレジットカード現金化のメリット

クレジットカード現金化にはどのようなメリットがあるでしょうか?現在の日本で主流の金融機関からの借入とも比較して見ていきましょう。

最短即日で現金を調達できる

金融機関から借入をする場合は、個人情報のほか、職業や収入を聞かれたり、在籍確認で職場に電話をされたりなど、審査に手間も時間もかかります。

クレジットカード現金化は金融機関からの借入と異なり、面倒な審査や書類の提出がなく、最短即日の現金化も可能です。

基本的にはショッピング枠の残高で買い物ができれば良いだけなので、本人確認とクレジットカードの名義確認が問題なく終了すれば利用できます。

信用情報に影響がない

金融機関で借入をすると信用情報機関に履歴が残りますが、クレジットカード現金化は借入とは異なるため、信用情報には載りません。

さらに、返済の滞納や債務超過などの理由で借入や増枠ができない場合でも、ショッピング枠の残高さえあれば利用できるのがクレジットカード現金化です。

事業経営者など、信用情報に載って取引銀行からの心象を悪くしたくない利用者にとっては、便利な資金調達方法と言えるでしょう。

総量規制の対象にならない

総量規制とは、貸金業法によって定められた借入金額の上限です。

貸金業者を利用する場合、借入できる金額は年収の3分の1までに制限されています。

クレジットカード現金化は貸金ではないため、たとえ総量規制の上限まで借入をしていたとしても、ショッピング枠の残高があれば利用できます。

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クレジットカード現金化のデメリット

クレジットカード現金化にはデメリットもあります。メリットと同様、デメリットも確認したうえで利用するようにしましょう。

100%の換金はできない

詳しくは後述しますが、クレジットカード現金化を換金業者に依頼すると、必ず手数料が発生します。

換金業者が営利目的で営業している以上、その収益源となる手数料が発生しないということはまずあり得ません。

クレジットカード会社から不審に思われることもある

クレジットカード現金化の買取方式では、新幹線の回数券や金券、ブランド品など換金率の高い商品を購入することになります。

しかし、これがクレジットカード会社が会員規約で禁じている「換金を目的としたショッピング枠の利用」とみなされ、カード会社から不審に思われることがあります。

最初はクレジットカード会社から「○○でクレジットカードを使用しましたか?」「購入目的を教えていただけますか?」など電話確認が入る程度ですが、連続すると利用停止のペナルティーが課されるので要注意です。

悪質な業者も存在する

換金業者は優良な会社ばかりではありません。

どうしても現金が必要という利用者の弱みにつけ込み、不利な取引を持ちかけてくる悪質な業者も存在します。

優良な業者と悪質な業者の見極めは、後述の換金率が重要なポイントとなります。

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クレジットカード現金化は換金率(還元率)に注目!

クレジットカード現金化でもっとも重要なポイントは換金率です。キャッシュバック方式の場合は還元率とも言います。

換金率は換金業者利用金額によって変動します。

当然ながら、換金率は高いほうが利用者にとっては有利となります。

たとえば、ショッピング枠の残高のうち50万円を換金する場合を考えてみましょう。

換金率が95%の業者なら受取代金は47万5,000円ですが、換金率が90%の業者なら受取代金は45万円です。

換金率(還元率)の相場

換金率の相場(最大値)は次のとおりです。

利用金額換金率
10万円未満88~94%
10万円以上~30万円未満90~95%
30万円以上~50万円未満92~96%
50万円以上~100万円未満95~98%
100万円以上~98~99%

キャッシュバック方式で即日入金を希望する場合は、2~3日後の入金に比べて換金率がやや高めに設定されます。

換金業者によっては「初回利用特典」や「女性限定プラン」など、独自のキャンペーンを展開しているところもあります。

換金率はあくまでも「最大値」である点に注意

換金業者のホームページに記載されている換金率の表には、

「換金率表の割合は最大値となっております」

という一言が添えられています。

あくまでも最大値であって、実際の取引では提示されている換金率で現金化されることはまずないと考えて良いでしょう。

クレジットカード現金化の口コミサイト等を見ると、実際の取引では最大値より10~15%低い換金率となることが多いようです。

つまり、30万円以上~30万円未満であれば75~85%が現実的な換金率となります。

換金業者の公式ホームページ等に記載されている換金率を鵜呑みにせず、あらかじめ見積もりを依頼するなどして実際の換金率を把握しておくことが大切です。

優良な換金業者の見極め方

クレジットカード現金化は、現在のところ開業に必要な資格や免許がありません。

また、借入の金利における利息制限法や貸金業法のように、換金率に制限を設ける法律もありません。

中には高換金率をうたっておきながら、利用者の不利益になるような取引を持ちかける業者も存在します。

優良な換金業者は次のポイントに注目して見極めましょう。

実際の換金率

換金率の相場、実際の換金率は前述のとおりですが、申込時に高換金率を提示しておきながら、実際の取引では不透明な手数料を差し引いてくる業者も少なからずあります。

したがって、換金業者のホームページに記載されている換金率だけで優良業者と判断するのは早計です。

クレジットカード現金化を利用する際は、必ず申込時に次の内容を確認しましょう。

  • 実質換金率
  • 手数料の内訳と金額
  • 手数料を差し引いた最終的な入金額

以上の項目について複数の換金業者に問い合わせたうえで、もっとも信頼できて換金率の高い業者に現金化を依頼することをおすすめします。

過去の実績や口コミ

換金業者の過去の実績や利用者の口コミも有効な情報ソースとなります。

公式ホームページに掲載されている内容だけで判断するのではなく、もっと広く情報収集を行いましょう。

クレジットカード現金化おすすめの利用シーン

どんなときにクレジットカード現金化が有効か、おすすめの利用例をご紹介します。

ただし、クレジットカードにショッピング枠の残高があることが前提です。

現金が早期に必要

クレジットカード現金化には面倒な審査もなければ、煩雑な必要書類もありません。

ほぼすべての手続きが来店不要、インターネットと電話で完結します。

急な資金需要、キャッシュフローの改善など、個人・法人を問わず早期に現金が必要なときに便利な資金調達方法です。

キャッシングの審査に通らなかった

専業主婦や求職中で安定した収入がない、すでに枠いっぱい借入をしているなどの理由でキャッシングの審査に通らなかった場合でも、クレジットカード現金化は利用できます。

しかも調達した現金の使いみちは一切問われません。

信用情報に載らずに資金調達をしたい

クレジットカード現金化は借入ではないため、信用情報機関に履歴が残りません。

取引銀行からの信頼を失いたくない、秘密厳守で資金を調達したいなど、個人事業主の方の資金調達にもおすすめです。

ショッピングでクレジットカード決済を利用するのと同じように、遅延なく返済すれば信用情報に一切触れることなく現金を手元に置くことができます。

クレジットカード現金化は優良な業者を見極めて

クレジットカード現金化は、金融機関からの借入とは異なり、ショッピング枠の残高を現金化する方法です。

通常のクレジットカード決済と同様、計画的に利用すれば最短即日で自由に使える現金が手に入ります。

クレジットカード現金化の最重要ポイントは、換金率(還元率)が高く、なおかつクリーンな取引ができる優良業者を利用することです。

今回の記事、あるいは換金業者の実績や口コミ情報などを参考に、利用者のニーズに寄り添う優良業者を見極めましょう。

そのためにも、複数の換金業者に見積もりを依頼、換金率や担当者の対応などを比較検討したうえで業者を選ぶことをおすすめします。