メルカリでクレジットカード現金化!具体的な方法とメリット・デメリット

メルカリでクレジットカード現金化!具体的な方法とメリット・デメリット 現金化の方法

「クレジットカードのショッピング枠の現金化」と言えば、いわゆる「カードでお金」の現金化業者を利用する方法が一般的です。

しかし、現金化業者を利用するとどうしても換金率がかかってくるので、手にすることのできる現金が少なくなってしまいます。また、現金化業者の中には利用者の弱みに付け込み、不利な条件で取引をする悪質な業者も存在しています。

そこで現金化業者を通さず、自分でクレジットカード現金化を行う方法のひとつに、大手フリマアプリの「メルカリ」の利用があります。

メルカリなら業者が決めた換金率はありませんし、メルカリじたいは断じて悪徳なサービスではないので、その点は安心してクレジットカードの現金化ができます。

今回はメルカリを使ったクレジットカードのショッピング枠の現金化、およびそのメリットとデメリットについてお伝えします。

メルカリの「現金出品問題」

メルカリでクレジットカード現金化を行う前に、避けては通れない「メルカリ現金出品問題」についておさらいしましょう。

今から数年前、メルカリで現金そのものが額面以上の価格で出品され、実際に購入する人が相次いだ事例について、記憶されている方も多いのではないでしょうか?

メルカリの支払い方法はクレジットカード決済が原則となっているため、ショッピング枠を現金化することができる、実質的な「メルカリを経由した現金の受け渡し」が横行していたのです。

当時オークションサイトの「ヤフオク」では、既にクレジットカードの現金化目的が疑われる出品物の規制が強化されていましたが、規制が及んでいなかったメルカリが取引の場として多く利用されました。

出資法違反で逮捕者も

メルカリ現金出品、逮捕者は全国で4人に 「銀貨」などの隠語で取引|産経新聞

2017年11月にはメルカリへの現金出品で初めて出資法違反(超高金利、脱法行為)容疑が適用され、全国で計4人の逮捕者も出ています。

このとき既にメルカリでは現金の出品を禁止していましたが、容疑者らはTシャツやコインなどを「銀貨」といった隠語を使って出品、実質的な「キャッシュバック方式のクレジットカード現金化」をしていたようです。

警察はメルカリでの現金の売買が実際には金の貸し借りで、額面を超えた部分を利息と判断し、容疑者らを出資法違反で摘発したと考えられます。

なお、この件でメルカリで現金を購入したユーザーから逮捕者は出ていません。

メルカリの対応により現金に類する商品の出品が禁止に

「メルカリ現金出品問題」はメディアで大々的に報じられ、国会でも取り上げられる騒ぎとなりました。

これを受けてメルカリは現金の出品はもちろん、金券やカード類など現金に類する商品の出品を「出品禁止物」に指定することになりました。

出品禁止物となった現金に類する商品には、以下のようなものがあります。

  • 現行流通している国内外の貨幣、通貨、仮想通貨
  • チャージ済みのプリペイドカード類(Suica、楽天Edy、nanaco、WAONなど)
  • オンラインギフト券 (iTunesカード、Amazonギフト券など)
  • 商品券、ギフト券、株主優待券
  • 航空券、乗車券、旅行券
  • クレジットカード、キャッシュカード
  • 債券、小切手、未使用の切手(円)、収入印紙、登記印紙
  • 宝くじ、勝馬投票券
  • 図書カード、テレホンカード、QUOカード
  • 貴金属の地金(インゴット)
  • その他、金銭と同じ意味を持つもの

参考:禁止されている出品物|メルカリ

出品禁止物の中には、換金率が高いことで知られるAmazonギフト券も含まれています。

メルカリでクレジットカード現金化をするにあたっては、これら出品禁止物は使えないので、別の換金率の高い商品を考えなければなりません。

メルカリでショッピング枠を現金化する手順

メルカリでクレジットカードのショッピング枠を現金化する手順をご紹介します。

たとえば、欲しい現金が7万円の場合を想定すると

  1. クレジットカードで8万円の商品を購入する
  2. メルカリに8万円で出品して売れる
  3. 商品を発送する(出品手数料として出品額の10%が差し引かれ、8万円-0.8万円=7.2万円が確定)
  4. 振込申請をする

以上の手順を踏まえることになります。

なお、上記のケースではクレジットカードのショッピング枠を8万円分使い、最終的に手にした現金が7.2万円なので、換金率にすると90%となります。

各手順について詳しく見ていきましょう。

商品をクレジットカードで購入する|手順1

メルカリで売る商品をクレジットカードで購入します。

基本的にはメルカリ以外のECサイトや実店舗の商品をクレジットカードを使って購入、メルカリに出品することになりますが、この方法に固執する必要はありません。

たとえば、メルカリで安く出品されている商品がヤフオクでは高く売れるというケースもありますし、その逆でヤフオクで安く出品されている商品がメルカリで高く売れるケースもあります。

ただし、前述の通りメルカリの出品禁止物ではない高換金率の商品を購入しなければなりません。

メルカリに商品を出品する|手順2

クレジットカードで購入した商品をメルカリに出品します。

詳しい出品方法はこちらを参照してください。

メルカリは売上の10%が出品手数料としてかかるため、その分も考慮して値付けしましょう。

いくらで値付けすれば商品が売れるかは、メルカリの検索機能の「売り切れ」で商品の売却額相場をチェックして判断します。

このリサーチの作業を商品購入前(手順1の前)にやっておくと、換金率の高い商品を見つけることができますが、これにはある程度の目利きが必要となります。

商品を発送する|手順3

商品が売れたら遅くとも支払いがあってから7日以内に買い手へ発送します。

発送方法は一般の郵便や宅配便のほか、住所非公開で発送できるらくらくメルカリ便も利用できます。

送料は売り手が負担するか、買い手が負担するかを選択できますが、基本的には売り手負担にしたほうが商品は売れやすくなります。

商品が買い手の手元に届き、「受取通知」がされたら売上が確定します。

振込申請をする|手順4

振込申請は、売れた商品の売上金をメルカリから自分の口座に振り込む手続です。

申請の締日は毎週月曜日、振込は振込申請の締め日から数えて4営業日目(土日祝は休み)に実行されます。

たとえば、2019年10月に申請した分の締日、振込日は以下のスケジュールのとおりです。

申請期間締日振込日
10/8~1410/14(日)10/18(金)
10/15〜2110/21(月)10/28(月)
10/22〜2810/28(月)11/1(金)
10/29〜11/411/4(月)11/8(金)

振込手数料は、金融機関・申請金額にかかわらず、都度200円が発生します。

メルカリでカード現金化のメリット

メルカリでカード現金化をするメリットを一般的なクレジットカード現金化との比較とも交えてご紹介します。

換金率100%超で「儲け」を出すこともできる

一般的な業者と取引するクレジットカード現金化では、換金率がすなわち業者の利益となるため、換金率が100%になることはありません。

しかし、メルカリなら買った商品を購入した金額よりも高く売ることができます。いわゆる「せどり」と呼ばれる「安いところで買って、高く売れるところで売る」儲け方です。

商品に関する目利きがあれば高換金率で現金化ができるだけでなく、元値よりも高く売って儲けすら出すことができます。

悪質な業者に騙されることがない

「カードで現金」のクレジットカード現金化業者との取引は、悪質な業者に騙されるリスクがゼロではありません。

表向きは優良業者を装い、95%を超える高換金率を提示した業者といざ取引をすると、最終的に換金率60%程度の現金しか入金されなかったというようなトラブルが起こりうるのです。

メルカリは個人・法人を問わず多くのユーザーが利用する大手フリマアプリなので、安全性の高さは言うまでもありません。

売買のルールも常にアップデートされているため、悪質な業者との取引を心配しなくて良いことがメリットのひとつと言えるでしょう。

メルカリでカード現金化のデメリット

メルカリを使ったカード現金化は、実はメリット以上にデメリットのほうが大きいです。どのようなデメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。

現金を手にするまで時間と手間がかかる

メルカリでカード現金化の最大のデメリットが、現金を手元に受け取るまでに時間と手間がかかることです。

具体的には、以下のような時間を要します。

  1. 売る商品を選定する時間
  2. 商品が売れるまでの時間
  3. 商品を発送してから受取通知されるまでの時間
  4. 振込申請をしてから振込実行までの時間

まず、商品が売れなけば話になりませんので、どんな商品を購入すればメルカリで高く売れるかをしっかりとリサーチする必要があります。

中古品せどりなどの知識があると出品までスムーズに進められますが、メルカリでモノを売ったことがない人にとっては、商品のリサーチだけもかなりの時間と手間がかかるでしょう。

よしんば高く売れる商品を見つけて出品したとしても、それが売れるかどうかはわかりません。すでにブームが過ぎていたり、シーズンに左右されたりする消費なら売れ残る可能性もあります。

さらに、商品が売れてから発送までの手間、発送してから買い手が商品を受け取り、受取通知をするまでの時間、振込申請をしてから振込実行までの時間と、とにかくメルカリのクレジットカード現金化は手間と時間がかかります。

最短でも1週間かかることを考えれば、メルカリのクレジットカード現金化では「今すぐ現金が必要!」というニーズを満たすことはできません。

メルカリで商品が必ず売れるという保証がない

「カードでお金」の現金化業者との取引であれば、クレジットカードで購入した商品を業者が買い取ってくれますが、メルカリでは商品が必ず売れるという保証がありません。

商品を売り抜くためには、商品のニーズを捉え、「売れる価格」で出品する必要があります。もちろんメルカリで商品が売れた際には、出品手数料として売上金の10%が差し引かれるので、それも考慮した値付けをしなければなりません。

ときには商品の価格を大幅に下げて、赤字覚悟の値付けをしなければならない場合もあります。

ニーズがあって高く売れる商品を見つけられれば良いのですが、せどりのプロや法人企業などが参入するメルカリで、ニーズと価格の両方を満たす商品を見つけるのはかなり難しいと言わざるを得ません。

カード利用停止の可能性がある

クレジットカード会社は現金化目的のカード利用を会員規約で禁止しています。

メルカリに売るための商品をクレジットカードで購入する行為は、言うまでもなく現金化目的です。

しかもカード利用停止の対策がしっかりしている現金化業者と違って、メルカリでカード現金化を行う場合は自分でカード利用停止の対策を講じなければなりません。

以下のような条件に当てはまる場合はカード利用停止のリスクが高くなります。

  • 新規発行したばかりのカードで高額商品を購入する
  • キャッシング枠いっぱいに使っているカードで現金化を行う

カードを新規発行したばかりでクレヒスがない状態での高額利用は、カード利用停止リスクが高まります。また、キャッシング枠をいっぱいに使っているのにショッピング枠で高額商品を購入する行為は、現金化目的のカード利用が疑われます。

カード利用停止のリスクを避けて現金化をするのであれば、多少換金率が低くなったとしても安全対策を講じている優良な現金化業者を利用する方がベターです。

まとめ

メルカリでクレジットカードのショッピング枠を現金化する方法についてお伝えしました。

メルカリを使った現金化はとにかく時間と手間がかかり、しかも商品が希望価格で売れる保証もないというデメリットが非常に大きいです。

「悪質な現金化業者に騙されたくない」や「より高い換金率で現金化をしたい」といった理由でメルカリを使うには、デメリットに対して得られるリターンが割に合わないと言わざるを得ません。

したがって、メルカリを使った現金化は急いで現金を必要としていない人で、なおかつ高く売れる商品の目利きができる場合にのみおすすめできる方法です。

より迅速に、安全性の高いカード現金化を希望するのであれば、実績が豊富で安全性も高い優良な現金化業者の利用をおすすめします。