クレジットカード現金化を分割払い・リボ払いに変更する方法と注意点

クレジットカード現金化を分割払い・リボ払いに変更する方法と注意点 現金化の仕組み

クレジットカード現金化で現金を調達したら、次に待っているのは購入した商品の代金(利用金額)の支払いです。

急な資金需要をカード現金化で解消できたとしても、翌月にやってくるカードの支払日までに利用金額を支払えるだけのお金を工面しなければなりません。滞納だけは何としても避けなければなりませんが、利用金額が大きいほどその負担は大きくなります。

実は、クレジットカード現金化の利用金額は、後から分割払いやリボ払いに変更して毎月の支払い負担を軽くすることができます。

今回はクレジットカード現金化の利用金額を分割払い・リボ払いに変更する方法と注意点について解説していきます。

クレジットカード現金化の返済は分割できる

クレジットカード現金化で商品を購入する場合、購入代金の支払い方法は通常のショッピングと同じように、分割払いやリボ払いが選択できます。

とくに数十万円~数百万円の現金化を行った場合、翌月に一括払いができるだけのお金を工面するのは困難です。

一括払いできずに滞納して遅延損害金が発生したり、信用情報に延滞のマークがつくいたりすれば、その後の借り入れやローン審査に悪影響が出てしまいます。

分割払いにすれば分割払手数料こそかかるものの、月々の返済の負担が軽くなって資金繰りも楽になります。

クレジットカード現金化の返済を分割払いにする方法

クレジットカード現金化で購入した商品は、通常のショッピングと同じように後から分割払い・リボ払いに変更することができます。

支払い方法の変更は次のとおりです。

  • カード会社に電話して支払い方法を変更してもらう
  • カード会社のサイトにログインして支払い方法を変更する

クレジットカードの契約内容によって、分割払いの可否や支払回数などが異なります。また支払い方法の変更にはカード会社によって2~7営業日の期限があるため、変更手続きは早めに行いましょう。

分割払い・リボ払いにした場合の返済額シミュレーション

クレジットカードの支払い方法には、大きく分けて一括払い、分割払い、リボ払いの3種類があります。一括払いは要するに「ツケ」なので手数料はかかりませんが、分割払いとリボ払いは分割手数料がかかります。

ここでは、10万円の商品代金の返済額を「分割払い」と「リボ払い」シミュレーションしてみましょう。

※手数料率(実質年率) はいずれも15%で計算

全10回の分割払い

分割払いとは、利用金額を何回に分けて支払うかによって毎月の支払額が決まる支払い方法です。回数が少ないほど1回の支払額は大きくなりますが、分割払手数料を含めた総支払い金額は小さくなります。

支払い元金手数料支払い合計支払い残高
9,4501,02710,47790,550
9,5681,13110,69980,982
9,6871,01210,69971,295
9,80889110,69961,487
9,93176810,69951,556
10,05564410,69941,501
10,18151810,69931,320
10,30839110,69921,012
10,43726210,69910,575
10,57513210,7070

支払い総額 106,776円(内手数料 6,776円)

月々1万円の定額リボ払い

リボ払いとは、毎月の支払額を自分であらかじめ設定した金額に固定する支払い方法です。支払い額が利用残高に関係なく一定であるため、利用残高によって返済期間が変わります。

支払い元金手数料支払い合計支払い残高
10,0001,02711,02790,000
10,0001,14611,14680,000
10,0001,01611,01670,000
10,00083110,83160,000
10,00076210,76250,000
10,00061410,61440,000
10,00050810,50830,000
10,00036810,36820,000
10,00025410,25410,000
10,00012710,1270

支払い総額 106,653円(内手数料 6,653円)

分割払いにした場合の注意点

分割払いやリボ払いは月々の返済の負担を軽くする便利な支払い方法ですが、次に挙げるような注意点もあります。

手数料(利息)が二重にかかる

クレジットカード現金化を現金化業者に依頼した場合、あるいは自分で現金化を行った場合、いずれも換金率という形で利用金額の10~20%の手数料を支払うことになります。

さらに、分割払いやリボ払いで分割払手数料を支払うことになると、返済が完了するまでは二重に手数料が発生することになります。

分割払手数料が実質年率とされているように、現金化の手数料も利息に他なりません。

クレジットカード現金化の手数料と分割手数料を合わせると、思った以上に多くの金額を手数料として支払っていることがわかります。

たとえば、現金10万円が必要なために、換金率83%12万円の商品を購入したとしましょう。

商品購入の時点で実質2万円の手数料を現金化業者、あるいは買取業者に支払うことになります。

さらに、12万円手数料率15%全10回の分割払いで返済するとしたら、支払い総額は128,132円(内手数料 8,132円)です。

現金化の手数料、分割手数料を合算すると28,132円となり、10万円の現金を手にするためにこれだけの手数料(利息)を支払うことになります。

分割払いで支払回数を増やす、あるいはリボ払いで1回の支払金額を小さくすると月々の返済の負担は軽くなりますが、支払い総額は大きくなってしまいます。

月々の返済負担と総支払い額を天秤にかけ、しっかりと返済プランを立てることが重要です。

割賦残債があるとローン審査で不利になる可能性がある

前述の通り、一括払いはある種の「ツケ」のようなものなので、無利息でカード会社が代金を立て替えてくれます。

しかし、リボ払い・分割払いはキャッシングのように金利に応じた利息が発生するため、借金として扱われます。

リボルビング払い、分割払いおよび利用から返済までが2ヶ月を超える1回払いの残債額を割賦残債といい、信用情報機関のCICに契約期間中および契約終了後5年以内記録されます。

割賦残債が何に影響するかというと、住宅ローンの審査に影響します。

クレジットカードのキャッシング枠や支払いの延滞が住宅ローンの可否に影響を及ぼすことはご存知かと思いますが、実は現在進行形でリボ払いや分割払いで順調に返済していても審査に影響を与えるのです。

クレジットカードの1回払いは住宅ローンには影響しないものの、リボ払いや分割払いの残債額は借金残高として扱われるため、借金が残っているほど審査で不利になってしまいます。

したがって、将来的に住宅ローンを組んでマイホームを購入したいという人は、それまでに割賦残債をすべて完済しておく必要があるでしょう。

クレジットカード現金化の分割払いは計画的に

クレジットカード現金化で購入した商品の支払いを分割払い・リボ払いで返済する方法、注意点について解説しました。

現金化の利用額が大きいほど、毎月の返済額の負担を軽くする分割払い・リボ払いは非常に便利な方法です。月々の支払い負担を軽くするだけでなく、事業主の方であれば現金化で調達したキャッシュで資金繰りもやりやすくなります。

しかし一方で、分割払いで支払回数を増やしたり、リボ払いで1回の支払い額を小さくしたりすると、分割払手数料の総額は大きくなってしまいます。1回の返済が楽になるからと言って、むやみに支払いを先延ばしにすれば良いというものでもありません。

分割払い・リボ払いを選択する場合は、返済額と自身の収入などを考慮して、滞納を避けつつ、ギリギリ無理なく支払える支払回数・支払額を見極めることが重要です。