デビットカードの現金化はできる?クレジットカード現金化との違い・おすすめできない理由を解説

クレジットカード現金化は、ショッピング枠の残高の範囲内で商品を購入、業者に買い取ってもらうか、キャッシュバック特典を受けるかして、お金を手に入れる方法です。

では、クレジットカードではなく、デビットカードでも、カード現金化はできるのでしょうか?

結論から言うと、デビットカードの現金化はできますが、ATMから口座のお金を引き出すことと同じで、しかも手数料は現金化のほうが遥かに高いため、やる意味がありません。

今回は、デビットカード現金化の仕組みや、デビットカードで唯一、クレジットカード現金化に近いことができる「イオンデビットカード」について解説します。

デビットカードとは?

デビットカードとは、カードの決済と同時に支払口座から代金の引き落としが行われる仕組みのカードです。

キャッシュカード一体型で、決済手段としても利用できるタイプと、キャッシュカードとは別にデビット決済専用カードが発行されるタイプとに分けられます。

クレジットカードと異なり、口座の残高を超える決済はできませんが、支払い能力を超える使い過ぎを防ぐことができます。

さらに、デビットカードには、VISA・MasterCard・JCBの国際ブランド加盟店で利用できる「国際ブランド付きデビットカード」と、普通預金キャッシュカードをそのままショッピングに利用できる「J-Debit(ジェイデビット)カード」があります。

国際ブランド付きデビットカードは、国内外の国際ブランドの加盟店で使用でき、キャッシュバック特典も付帯しています。

一方のジェイデビットカードは、日本国内の加盟店でのみ使用でき、特典もありません。

詳しいデビットカードの解説は、こちらの記事をご参考になさってください。

クレジットカード現金化の口コミ
1970.01.01
クレジットカード現金化の口コミ
https://financial-regulation.jp/wp-admin/post.php?post=1635&action=edit
業者の評判や換金率、利用者リアルな声が分かる

デビットカードは現金化できる?

デビットカードの基礎知識についておさらいしたうえで、本題の「デビットカードは現金化できる?」について考えてみましょう。

デビットカードの仕組みから現金化の意味がない

デビットカードの現金化は、専門の現金化業者を介さない「自分で現金化」を行います。

自分で現金化の手順は、以下のとおりです。

  1. デビットカードで換金性の高い商品を購入する
  2. 購入した商品を専門業者に買い取ってもらう
  3. 振込か手渡しで現金を受け取る

たとえば、Amazon公式サイトで販売されているEメールタイプのAmazonギフト券は、デビットカードで購入でき、ギフト券買取業者に90%という高い換金率で買い取ってもらえます。

10万円分のAmazonギフト券を90%の換金率で買い取ってもらうと、9万円が買取代金として振り込まれます。

しかし、デビットカードで10万円の決済をすることは、クレジットカードで10万円の決済をすることとは、全く異なります。

デビットカードで10万円の決済をすると、紐付けられている支払い口座から、即座に10万円が引き落とされます。

一方、クレジットカードで10万円の決済をすると、支払いは翌月以降のカード引き落とし日となるので、決済から支払いまでの間に、約1ヶ月のタイムラグがあります。

つまり、カード度現金化は、クレジットカードの「後払い」や、「決済と支払いに約1ヶ月のタイムラグがある」という仕組みを利用したもので、デビットカードの「決済と支払いにタイムラグがない」仕組みでは、高い手数料を取られるだけでまったく利用する意味が無いのです。

デビットカード現金化に対応している業者がいない

デビットカードは「決済と支払いにタイムラグがない」ため、デビットカード現金化に対応している現金化業者は存在していません。

現金化サイトに申し込みをしても、カード番号を入力した時点で申し込み不可とされるか、オペレーターからの電話でクレジットカードを利用するように促されるだけでしょう。

イオンデビットカードは唯一現金化できるデビットカード

デビットカード現金化は、高い手数料を取られるだけで意味がないと結論づけましたが、イオンが発行している「イオンデビットカード」に限っては、唯一現金化ができるデビットカードです。

現金化できる理由は「バックアップサービス」

イオンデビットカードの「バックアップサービス」とは、銀行システム停止時や、口座残高が不足した場合に、一時的に10万円までご利用金額を立て替えるサービスです。

バックアップサービスからの利用と、預金口座残高からのご利用は併用されません。

たとえば、口座残高が1,000円のときに、9万円のショッピングに利用した場合、口座残高からは引き落とされず、9万円分を丸ごとイオンデビットカードが一時的に立て替えます。

バックアップサービスの立替分は、利用日から締日(毎月10日)までの間は、毎日1回預金口座から振り替えられます。

つまり、利用可能枠10万円、支払日が利用日から1日後以降の、簡易的なクレジット機能がバックアップサービスなのです。

イオンデビットカードの発行じたいに審査はありませんが、バックアップサービスを付けるには、所定の審査に通過する必要があります。

バックアップサービス現金化の方法と注意点

バックアップサービス現金化は、実質的に支払猶予が1日のクレジットカード現金化が可能です。

まずは、イオンデビットカードに申し込み、バックアップサービスが使えるようにしておく必要があります。

そのうえで、イオンデビットカードを使って、あえて口座残高を超える商品を購入、バックアップサービスで立て替えてもらい、その商品を買取業者に売却すれば、まとまった現金を受け取ることができます。

ただし、バックアップサービスの支払いが遅れれば、当然ながら「期限の利益の喪失」とみなされ、ただちに利用金額の全額返済およびカード利用停止のペナルティーを受けるリスクがあります。

バックアップサービス現金化は、「あと1日待てばまとまったお金が入ってくるが、どうしても今日、現金が必要」という限定的な場面でしか利用できないことを理解しておきましょう。

デビットカード現金化に関するQ&A

デビットカード現金化に関して、よくある質問とその回答をQ&Aにまとめました。

Q.信用ブラックや債務整理中であっても、デビットカードは発行できますか?
A.デビットカードはカード利用と同時に支払口座から引き落としが行われ、口座残高以上の金額は利用できない仕組みとなっているため、クレジットカードのように貸し倒れリスクがなく、信用ブラックや債務整理中であっても発行できます。
Q.デビットカード現金化やバックアップサービス現金化も、カード会社にバレたら利用停止になるおそれがありますか?
A.デビットカードを「換金目的で利用」したことで、カード利用停止になったという事例はありません。そもそも、デビットカードの利用金額は、自分の支払口座から引き落とされるのであり、クレジットカードのようにカード会社が一時的に立て替えるわけではないため、デビットカード現金化を行ったとしても、「換金目的の利用」が疑われることはないと考えられます。ただし、バックアップサービスは明らかに「イオンカードによる一時的な立て替え」であるため、利用停止になるリスクは十分にあります。

デビットカード現金化はおすすめできない

結論として、デビットカード現金化は手数料の分だけ損をするため、おすすめできません。

本記事でご紹介したイオンデビットカードの「バックアップサービス現金化」も、後払いを利用した方法ではあるものの、利用日の翌日には引き落としが行われるため、クレジットカード現金化の利点を活かせない方法です。

キャッシングやカードローンが利用できない、クレジットカードも発行できないという状況でも、即日お金を作る方法には、不用品の売却や質の利用、キャリア決済現金化、バンドルカード現金化などがあります。

どうしても即日お金が必要な場合に限り、これらの方法も試してみてください。