クレジットカードにはVISAやMasterCardといったクレジットカード会社、カードブランドがあることはご存知かと思います。
どれも同じように見えて、実はそれぞれに特徴があり、クレジットカード現金化に適している会社・適さない会社もあります。
現金化に使用するクレジットカードによっては、換金率が変動する要素になったり、取引そのものが断られたりします。
どのカードブランドが現金化に適しているかを知っておくことで、お得にクレジットカード現金化を利用することができます。
今回はクレジットカードの主要ブランドの特徴、クレジットカード現金化に適したカード会社についてお伝えします。
クレジットカードの主要ブランド
日本国内で発行できるクレジットカードは、以下の4ブランドが主流です。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express(アメックス)
クレジットカードを所持している人も、カードの表側を見るといずれかのブランドのロゴが刻印されているのを確認できるでしょう。
各ブランドの特徴を以下の表にまとめました。
カード会社 | 国内の利用比率 | 加盟店手数料 | 利用し安さの口コミ評価 |
VISA | 75% | 普通 | 利用しやすい |
MasterCard | 30.5% | 高め | 利用しやすい |
JCB | 47.6% | 普通 | 利用しづらい |
アメックス | 4.9% | 高め | 利用しづらい |
加盟店手数料とは、加盟店で商品をクレジットカード決済で購入したときに、加盟店がクレジットカード会社に支払う決済手数料のことです。
クレジットカード現金化業者も決済代行会社を介して決済手数料を支払うことになるため、これがどのクレジットカードブランドが現金化に適しているかを左右する一つの要素となります。
自身が所持しているクレジットカードが現金化に適しているのか、あるいはどんなところに注意して現金化を利用すべきか、以下に解説します。
VISAカードと現金化の相性
国内の利用比率を見てもわかるように、VISAカードはシェア率が世界的に見ても非常に高いブランドです。
クレジットカード現金化でもVISAカードのクレジットカードを利用する人は多く、口コミでも利便性の高さがうかがえます。
何より加盟店手数料が比較的低めであるため、クレジットカード現金化で現金から差し引かれる決済手数料分も少なくて済みます。
さらに、VISAカードでクレジットカード現金化を利用したからといって、カード停止のリスクが高くなるという声も聞かれません。
クレジットカード現金化を利用する際は、VISAカードを使えば間違いないと言っても過言ではないでしょう。
MasterCardと現金化の相性
VISAカードに次いで世界的なシェア率の高いMasterCardは、日本ではVISA、JCBに次ぐ第3位の利用比率を誇るクレジットカードブランドです。
クレジットカード現金化でもMasterCardは利用しやすいカードと認識されていて、実際にMasterCardはクレジットカード現金化によく使われています。
ただし、MasterCardは不正利用や規約違反に対しての意識が他のカードブランドよりも高いということが言われており、日本クレジットカード協会が禁止しているクレジットカード現金化も例外ではありません。
カード利用停止に関して対策を講じている現金化業者を利用しないと、最悪の場合はカードが使えなくなってしまうため注意が必要です。
JCBと現金化の相性
JCBは日本のクレジットカード会社で、利用比率こそVISAカードに首位を譲ってはいますが、日本国内の加盟店の数が非常に多いブランドです。
口コミで「利用しづらい」と評価されているように、クレジットカード現金化とJCBカードの相性は悪いと言えます。
なぜなら、JCBカードは他社と比べて安全性を自社のアドバンテージとしており、不正利用や規約違反に対して厳しく目を光らせているからです。
クレジットカード現金化業者は海外の決済代行会社と契約しているケースが多く、国内の利用であってもデータ上は海外での利用と判定されます。
日本のブランドであるJCBは海外の決済代行では承認されないケースが多いため、国内の決済代行会社と契約しているクレジットカード現金化業者でなければ利用できません。
さらに、JCBはVISAやMasterCardと比べて加盟店手数料が高いため、現金化の際には決済手数料がやや高めになります。
したがって、不正利用や規約違反に厳しく、決済代行会社も限定されてしまうJCBカードはクレジットカード現金化には適さないと言えます。
アメックスと現金化の相性
アメックスは日本での利用比率こそ低いものの、世界的には「所持していることがステータス」と見なされるカードブランドです。
ブランド力と信頼性の高さからもわかるように、不正利用や規約違反に対して厳しい姿勢をとっており、現金化目的でのカード利用も例外ではありません。
さらに、他社と比べてアメックスの加盟店手数料は高く、現金化の際にかかる決済手数料も高めです。
クレジットカード現金化業者の中には、アメックスでの取引の際にカード利用停止を避ける目的でクレジット決済を複数回に分けることを提案したり、そもそもアメックスとの取引をしなかったりといった対策をおこなっているところもあります。
アメックスのカードを現金化に使用すると換金目的のカード利用がバレる確率が高く、現金化業者も難色を示すことが多いため、クレジットカード現金化の利用には適さないと言えます。
カード利用停止のリスク対策は優良業者で解決
クレジットカード現金化を利用するなら、もっとも適しているVISAカード、あるいはMasterCardがおすすめです。
ただし、利便性が高く、口コミ評価も高いクレジットカードでも、利用停止リスクがゼロになるということはありません。
クレジットカード現金化を利用するなら、しっかりと利用停止対策を講じている優良業者を利用することが重要です。
優良業者であれば換金率が高く、それ以外の手数料も低めに抑えられます。
さらに、カード会社に換金目的の利用がバレないように適した決済代行会社にする、カード会社から問い合わせがあった場合の対処法を教えてくれるなど、万全の体制でクレジットカード現金化が利用できます。
安心・安全にクレジットカード現金化を利用するためにも、利用者の口コミ評価を参考に優良業者を見極めましょう。
まとめ
クレジットカード現金化の利用に適しているカード会社、カードブランドを照会しました。
現金化業者を選ぶ際は、高換金率やスピード入金に注目しがちですが、利用時の安全性も非常に重要なポイントです。
クレジットカード現金化の優良業者は、利用者が「クレジットカード現金化を利用することでカードが利用停止になるのでないか」ということを最もリスクと捉えていることを理解しているため、安心・安全に利用するための対策をいくつも講じています。
口コミ評価を見るときは換金率やスピード入金のみならず、安全性についてどのように評価されているかも注目して確認しましょう。